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2009年03月07日 熟女の基準

「熟女」というのは、どのくらいの年齢からそう言うのでしょうか。例えば、二十歳の男が四十の女を好むのは「熟女好き」と称して構わないのでしょうか。それでは、四十歳の男が五十の女と交際するのはどうでしょう? こういう風に無理矢理に考えを進めてゆきますと、熟女好みの場合の熟女の基準は男の年齢によって相対的に変わってくるのかもしれない、という(ある意味では当たり前の)結果に行き着きます。中学生が六十の女ばかりを好めば、中学生にとっては十分な熟女好みの根拠になるでしょう。しかし、五十八の男が六十の女を熱烈に愛したからといって、「アイツはホントに熟女好きだなぁ」などとは決して言われません。
尤も一般的には男の年齢に関わらずとも、四十か五十か六十か、あるいはそれ以上の年齢に達した女を悉く「熟女」と呼んでしまうのかもしれませんが。それでも、わたしなどは中学生が三十路の女に熱烈な愛情を注いでいるのを見れば、「ああ、あの子は熟女好きの気があるのだなぁ」と思ってしまいますので、やはりコレは男の事情に依存するものと言わざるを得ないような感じがします。だから、五歳の男の子が二十五歳の女に惚れるというのも、この文脈に則って言うならば、確実に熟女好きに認定されてしまうのです。「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけクンも十分に熟女好きなのです。ただし、こんなコトはまったくもってどーでもいー内容ですので、熟女の基準などというモノは個人が勝手に定めれば良いとも思うのです。すなわち、オレが熟女好き? ソレは何かの間違いだろ。お前にとっては熟女かもしれないが、オレにとって彼女はまだまだ熟女じゃないぜ、と。(なお、最後の一文はわたし個人とはまったく縁も所縁もありません。)

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