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2009年01月21日 マゾヒスティックオーナーに感謝せよ

Macbook先日、MacBook(MB466J/A)のメモリは2Gのまま放置しておこう、と言っておきながら(参考リンク:ソコにはMacBookがある。)、ついついちゃっかりと4Gに増設してしまったのです。その理由は特にありませんが、強いて言うなら「備えあれば憂いなし」といったノリ、くらいなモノでしょうか。
増設の手順はさほどややこしくありませんが、取り扱うネジがやたらと小さくてとても不便です。細かいコトに関してこそ異常にイラッとしてしまうわたしは、そのネジに対し独り罵声を浴びせ続けながらどうにかこうにかメモリを交換したのでした。メモリ本体は取り外しに若干戸惑うトコロもあったにはあったのですが、外れるモンは外れるでしょう。問題は入れる方です。乳歯が抜けたからといって永久歯がちゃんと真っ直ぐに生えてくるのかどうかが分からないのと同様に、外した後に(入れるモノを)真っ直ぐに挿入できるかどうかは事前に分かるはずもない。「んんっ!? コレで入ってるんかいな? 入れづらいなぁ どうも感覚が分からん えっ、ソコ? 気持ちイイ? ホント?」などと言いながらどうにかセットは完了。再度反吐が出そうになる小さなネジを締めてバッテリーを差し直し再起動。──すると、多分に奇跡的に4Gのメモリが認識されていた、というだけのハナシなのです、今回のは。
右上画像はお馴染みのアレです。Macでメモリを交換したという話題を取り扱ったブログにはお決まりの如く掲載されているヤツです。わたしも右に倣えで載せてみました。まったくただスペックを明らかにするだけのつまらぬ画像ですよ。……誠に没個性的だ。
しかし、良くもあり悪くもあったのは、ネジの紛失防止に一役買うため、ネジ穴周辺に小さな磁石が備え付けられている点。小さいネジはウッカリすると一発でネジ穴に入らず周囲の磁石に吸い付けられてしまいます。非行少女さながらすぐに違うトコロへと逃避してしまうというワケです。もう少しで挿入できそうなトコロを磁石に邪魔される…… そういえばMacBookは磁石だらけだ。スクリーンの上部にもあります。電源の部分にも。試しに毛抜きを上部の箇所に当ててみると、見事に引っ付きます。毛抜きが張り付いたノートPC。本来はこうした奇怪な画像こそ掲載すべきなのかもしれません。


ところで、メモリ増設の結果/効果は如何というに、従来までの2Gであっても十分に対処し得ていたワケですから、そうしたなかで4Gに変えても劇的な変化は分かりません。分かるはずもありません(プロセッサが変わったのなら異なるリアクションもありましょうが、メモリの状況が少しだけ変貌したに過ぎないっちゃあ過ぎないのだから別段強調したいコトもあるじゃなし)。何なら重いアプリなどを作動させてみると良いのかもしれませんが、生憎のコト、わたしはマゾヒスティックな部類に入ります。PCに無駄な負担をかけてそのリアクションを伺ってみるなどというサディスティックな拷問を、わたしゃようせんわ。だから、結局のトコロ、常に1.5G〜2Gくらいの余裕を保ちつつ、このノートPCは今日も明日も存続していく流れに乗るのでした。わたしがマゾヒスティックで良かったねぇ。キミはこれからそのコトを実感するでしょう。感謝なさい。

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