« 文章で漫画を説くコトの限界について | もどる | 大相撲'2009 »

2008年12月25日 タイトルの不必要な文章

愈々年の瀬です。一週間後にはもう元日になっています。「光陰矢の如し」と言います、街行くヒトたちは皆。今日だけでもこのフレーズを36回は聞きました。定年間近と思われるサラリーマン、ピザを配達している兄ちゃん、スーパーで長ネギをカゴに入れて買い物中の主婦、かくれんぼをする幼稚園児たち、初めて日本に来たアフリカ人観光客、結婚式のスピーチをする中年男性、ビブラートが自慢のフォーク歌手、ゲイバーから出てきた若手会社員、誰も彼も「光陰矢の如し」と口をついて出ています。さきほどもニュース速報が出て「光陰矢の如し」という文字が流れました。──まったくその通りです。


今日は多くの日本人にとって無関係のキリスト誕生の日、つまりクリスマスです。クリスマスといえばクリスマスソング。わたしのナンバーワンクリスマスソングはXTCの「Thanks For Christmas」かもしれません。(以下参照。音だけですが。)



ゲイ!のワム!の「Last Christmas」もキライではありません。大滝詠一サンの「クリスマス音頭」も捨て難い。「戦後変わったクリスマス 天下晴れてのクリスマス 日本すみずみクリスマス 何処にいるのかクリスマス」と大滝サンは歌います。本当にそうです。一週間後にはお寺に行って鐘を鳴らすくせに。どうせなら一人で五回くらい鳴らしちゃいましょう。この御時世ですから煩悩の数を百ちょっとに限定してしまうのは遠慮勝ち過ぎるというモノです。二百や三百くらいはあっても良い。昔よりも煩悩は増えたのです。本来は全く関係がないのにクリスマスを祝っちゃうようなのも新たな煩悩の一つなのです。大半の日本人にとってクリスマスは煩悩だ。同様にしてハロウィンも煩悩。そして、イ・・・ああ、コレは煩悩じゃないや。
ええっと、ちょっと毒が効いてきたような気配がしますので、ココらで切り上げざるを得なくなりました。指先が痺れてきました。さっきは血を吐きました。クソ! ゲイ! ワム!

« 文章で漫画を説くコトの限界について | もどる | 大相撲'2009 »