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2008年09月08日 愈々危殆に瀕した大相撲

タイトルはウソなんでございまして… 斯かる言葉が思い浮かんだのだけど、今より少し前から<危殆>ではあった。


理事長“延命”ならず「実は吸いました」
緩んだたが、厳しい再出発=解雇者、2年で4人−相撲協会


前回、私は北の湖(元)理事長がしぶとく喰らい付くだろうなぁ〜 と観念致して、恨み節を綴りますれば、もう今は辞任しておる、という相撲界にしては急展開を見せたワケで、しかしながら、ソレであっても遅きに失す。しかも後任が武蔵川だ・・・・ なんともまぁ投げやり人事ではありますまいか。


理事長の交代に続き、入ってきた露鵬と白露山の解雇。
新理事長の武蔵川は斯く申す。

 −−露鵬と白露山に対しては
 「協会は解雇しており、これでいい」【参照リンク:武蔵川新理事長一問一答


迅速なる処置を施したという点では宜しいのかもしれませんが、再び解雇者を出したという事実がある以上、「これでいいけど、これでは駄目だ」ってな意識があるのか否か。二年で四人!!! 上のクビをすげ替えて、解雇。ココまでは小学生の学級会に於いても見えてくる成り行きであろう。
以下の如きコトも伝わっていらっしゃいます。

関係者によると、簡易尿検査の際に約6時間も検査場で待機していた両力士に、再発防止検討委員のある親方が聞いた。「本当はどうなんだ。ここだけの話だから言ってみろ」。すると兄弟のうちの1人が「実は6月のロサンゼルス巡業で黒人のシンガーから大麻をもらい、吸いました」と答えたという。(スポニチ)


独り言を発す。


・秋場所を中止しまして、九州までに具体的な「第一次改善案」的なモノを出すってな方向で、案は最悪の場合一つでも宜しいから、相撲界全体で取り組まざるを得ないような内容を盛り込んだモノを明らかにすべし。


・罪と責任の意識を分けて考えるべきであって、罪は三力士にのみ存するけれども、責任は「相撲界全体」に存す。


・馬鹿馬鹿しいにも限度というモノがございますから、九州に至るまで静観す。ココにはしばらくお相撲のコトを記しません。


・歯切れが悪い。


・「止まることは停滞であり死への道である。ただ動くことのうちに、それがどんなに傷ましくても、生命がある。」(ヤーコプ・ブルクハルト)

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