« 一抹の不安、去来 | もどる | 大相撲名古屋場所感想08 »

2008年07月27日 東京の恋人たちの歌

暑いからブログも熱を上げておるのかもしれぬ。
トップページの方に綴り上げましょうかと企図するも、敢えてココに記しておきたきコト。


サニーデイ・サービスが8年ぶりに再結成。〈RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO〉に出演


サニーデイ再結成するんだぁ。18,19の時に何も考えずによく拝聴致した思い出。
でも、もう今は聴けないや。悲しくなります。サニーデイの曲は全部。特に「東京」なんて凄まじいのである。見覚えの無い郷愁。曽我部サンは如何にも東京的な音を奏でるヒトではないかと思うのでした。田舎モンのオイラには、やはりどこか合致できぬトコロがある。・・・って、彼も私と同じく四国の出身なのであったが。然るにもう色々と抜けるモノは抜けまして、キッパリと洗練されて新たな味わいが添えられている。
東京の恋人たちの歌、で良いじゃないか。
花電車を聴いた時に、何となく「ああ、コレは80年代の大阪だからこそ…」と思わせるモノがありますように、サニーデイだって90年代の東京の音だ…多分。そんな気がしておる。東京を知らない私には所詮不似合いなモノであったと思いますので、もう聴かない。聴けない。合わない。花電車を聴けるのは、私が大阪の空気なら察知できる故。だけども、だけれども、全部が全部何処かの地の空気感を漂わせていますワケではないのだから、普段は斯様なコトは考えない。が、稀に(サニーデイの如く)強烈なバックグランドが垣間見えたりすると、私は卑屈にも後退するのです。


そうして、こうして、アルバム「24時」は唯一例外的に比較的カラっとした音が多くて、結構聴くコトができたりするのです。でも、どう足掻いても「東京」はムリなんだなぁ。シュンとなるのでございまして、ございます。

« 一抹の不安、去来 | もどる | 大相撲名古屋場所感想08 »