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2008年02月29日 四年一度なのに…

二十世紀において、おそらく最も影響を及ぼしたであろう哲学者はイマヌエル・カントに違いないが、彼は生涯童貞であった、というコトは彼の散歩のエピソードと同等に有名な事柄でしょう。またD・ヒュームやヴィトゲンシュタインも同様であったらしい(あくまでも「らしい」)。何故にか。彼らが異性との交わりを絶ちたる由縁は、すなわちカントの場合にあっては、彼の申す「定言命法」の故か。彼の内に存する或る種の倫理規範が、執拗にあるべき欲求・衝動・情念等を拒んだのでありましょうか。そうすると自ずと宮沢賢治を想起致したくもなりますが。
カントやヒュームにヴィトゲンシュタインといった超絶無比、浮世離れも甚だしき未曾有の天才(歴代哲学者の中でも群を抜いた天才!)が童貞であったとなると、其処に何かしらの根拠を見出さんと欲する諸種の好奇心及び雑念が滲出してきそうな気配であったのでして、一方でルソーなんぞは狂人で有名だが、あんなのはSEXばかりしておったから頭が腐ったのでありましょう、而してそのようなモノの思想を教科書に掲載してしまう日本の教育の現状なんてまさしくSEX教団の如き…


もう止そう。本日は四年一度の二月二九日なり。
記念に何かを書き留めておきたかった。
さて、次の二月二九日まで、当サイトが存続しておる可能性・・・堂々の4%未満。というワケで、残りの96%をココに留め置いたのでした。…なんかよく意味が解らんけども。

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