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2007年12月30日 限定され得る想い出・中章

と、いうコトで、近所の写真を撮ってきたのであったから、これから掲載していこうと思います。およそ三十枚ほど撮影してきたのでしたが(そのくせ撮影時間十五分!)、その中から厳選致した十九枚を晒す。(今回と次回の二回に分けて載せようではないか。)
「田舎の風景」、此処に在り!(クリックすると大きな画像が見られるよ)


なお、ココに載せた全ての写真はPhotoshopで加工したモノである。かなり大袈裟に“色付け”を施しましたモノもあれば、写り込んだ電線等を消去するなど編集したモノもあるのであった。コレらの写真に手を加えた由縁は、ソレを私の記憶と一致させるためである。すなわち、此の度、数年ぶりに私はかつて頻繁に訪れておった場所に向かいて、ソコが私の記憶と著しく異なった風になってあるのを、しみじみと実感したのであります。ソレは私の記憶が、月日の経過に伴って実体の有り様と相違したモノとなっておったからに他ならぬでありましょう。または数年の歳月が、私の記憶を上回るほどにソノ場所を風化させたというコトもあり得るのではありませんか。更には私の写真撮影の技術が、眼前の光景を巧みに捉え切れなかったというコトもあろう。そうした諸種の事情を踏まえて、此の度、私は一度撮影した写真と自らの脳内の記憶を能う限り合致させるために、ソレらに手を入れたのであります。従って、ココに掲載致す十九枚の写真は、現在のソレというよりは、私がかつて接したソレ―およそ十年ほど前の光景―と考えて閲覧して頂ければ、それはそれは望外の喜びである。

山とか畑とか


コレは家から四十歩ほど離れた場所より、背後に広がる山々を記録した一枚です。山と畑と…


山の拡大


「田舎に泊まろう!」に出てきそうな、山と接する民家。上掲の写真と同地点より撮影。


古い倉庫


コレも同様の場所から撮影致した場所。おそらく築十五年くらいになる倉庫。誰が使用しておるのかは知らんが、ガキの頃にフと中を覗いたら、恐ろしい顔の爺さんがいて驚いたものである。


集会所


ココは私が最も多く赴いた場所である。公園ではなく、集会所なのだが、小学生の頃はココで鬼ごっこやらかくれんぼやらをやったのであった。


集会所付近の道


コレは集会所付近の道でした。この道を通って集会所に通った数多の記憶… ちなみに集会所はココを真っ直ぐ行くのではあらず、私の背中の方にあります。あと、オッサン邪魔。


家への道


この道を上って、右折をしたならば、やがて自宅に辿り着くのであるが、こうやって見るとなかなかヘビーな急坂じゃないか。車も通れぬ狭き道であるが、自転車は通れる。「この坂を自転車で上り切れるようになれば一人前」…なんて思ってたモンであります。


家からの道


上掲の坂を上から撮影致したモノ。自転車でこの坂を下る時、スピードが出過ぎるから要注意。


恐怖の橋


上掲の写真の真ん中辺りに見られる橋をクローズアップ。昔はもう少しキレイだったのだけど、それでも非常に危険だった。「肝試し」とか言いながら、この橋を渡り切れるかどうかを試した小学三年生頃の記憶が蘇った。今にして思えば危険過ぎる「肝試し」だ。


川へ


坂の終わりですが、ココでのポイントは「川」。下りられるようになっているのであるが、何度か下りて、この川の中へと入って行った。ちょっとした冒険気分で。 それにしても良い具合で車のナンバーが隠れてくれていたので、コチラで消す手間が省けた次第である。偶然に感謝す。


アホな記憶と隣り合わせの写真ばかりであるが、に続く。

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