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2007年10月13日 三十四分の二

髪の毛を六ヶ月以上切っていないのである。そうだ、意図的に切っていないのだ。切り忘れているワケではない。ついウッカリ半年も・・・・ ソレではただの馬鹿じゃないか!
髪の毛を切っていない理由はおよそ三十四個くらいあるのだが、今日はその中から厳選した二つを述べてみようじゃありませんか。
まず第一に、私は来年就活をしなければならぬ。就活をするということは、そうです、学生生活も末期なのである。社会人になってからは、大概長髪などはタブーであるし、それは既に就活の時期からも同然で、掟の上ではいけないことになっている。となれば、今、出来得る限りの力を発揮して髪の毛を伸ばしておかねば、次は果たしていつ自分の長髪を御覧になることが可能でありますかは、もはや運命のみぞ知るってコトであろう。
てやんでい!オレァ学生生活の記念に髪の毛を目一杯伸ばすんでい!
来年の正月後くらいに切る計画を保持しておるが、それまで私の髪の毛は神聖不可侵、刃物が触れられません領域にまで高められました、とさ。
そして二つめ。私の親父は何を思ったのか禿げている。私の気まぐれにより危機を感知致しておりませぬ間に、“遺伝”なる悪魔が我が身に降臨していないとは、誰が言い切れるであろうか。大仰なコトを申し述べたが、つまり、俺もハゲになるんじゃないかしらん、というまるで単独にてアマゾンの秘境に侵入せる時に抱くでありましょう不気味さに似た漠然とした<怪奇なる未来>を身勝手に背負い込むコトで、今日における私の使命は定まったのだ!
ソレが、伸ばせるモノは伸ばせるうちに伸ばしましょう、ってコトでございます。晩年になり、伸ばしたい衝動に駆られたとしても、まさか松山千春氏のようなヘッドになっていては、こちとらメランコリーに支配されちゃうだけ。
さて、斯くして無残にも半年間放置された私の頭髪は、現在耳をほぼ覆い隠すくらいまでに到達致したのです。誠に遺憾ながら、このペースでは到底肩には及ばぬ。畜生。
ついでに無精髭も生やしてやろうと企図し、今週いっぱい顎周辺に髭を蓄えてみたのでありますが、あまりに滑稽、斬新なほど不似合いだったので、本日をもって全面的に剃髪ならぬ剃髭を施した。無念。


今日の流れ。
お昼前に起床。
お昼またぎで朝刊黙読+軽食。もはや“朝”刊の意味が喪失しておる。
1:00〜 丸山眞男「超国家主義の論理と心理」精読+考察。大好きな論文。
3:00〜 剃髭。
3:20〜 テレビを見ながらボーーっとする。抑え切れぬ性衝動。
4:00〜 昼食。もはや“昼”食の意味が喪失しておる。
4:50〜 五時からバイトのため外出。
4:55〜 自転車の前輪がパンクしているコトに気付く。迷った挙げ句、自転車屋に急行。
5:00〜 自転車屋で修理。古くなっていた故に前輪交換。おまけにライトも無理矢理交換させられる。計3200円の出費。
5:17〜 バイト。多少遅れても何も言われないルーズな場所。
9:06〜 バイト終了。帰りに買い物。
9:25〜 帰宅。
9:30〜 とりあえず入浴。PC電源ON。
10:00〜 TBS「ブロードキャスター」を見ながら夕食。
11:00〜 「久々にブログ更新すッか」 記入開始。現在に至る。抑え切れぬ性衝動。


まったく哀れな人生。誰かこんな私に献花でもしておくれ。彼岸花でもイイからさ。…ようし、今日はこの程度で勘弁してやろう。

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