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2007年09月28日 困惑と危急

通学途中に、やたらと左右の壁に共産党のポスターを貼ってある狭い通りがある。私はそこを「ポイズン・ストリート(Poison Street)」と呼んでいるのだが、…もうそんなコトはどうでもイイ。


「ファンタ 謎のフルーツ」とは考えたね。つい買ってしまった。気になるモン。
2種類のフルーとは何だろう?
香りは桃? 味は微妙にマンゴーっぽいようなイチゴっぽいようなパインっぽいような。
マンゴーとイチゴとパインは全然違うぞ。でもそういう感じがする。オレの味覚がおかしいのだろうか。それとも開発者が無理して“それっぽい味”を捻り出したせいだからか。
それにしてもねぇ、肝心の味が微妙なのにはガッカリだ。味に自信が持てなかったから、あえてああいうカタチで売り出したのかしらん。まったくムチャな要求をしやがる。分かるかよ。分かるようで分からないってのは変に空しい気分になる。「スッと抜けていくような感じ」。コレは、週に何度か顔を合わす日本に来て1年ちょっとの中国人留学生の女が、Aセンセイの第一回目の授業で、「次までに『社会科学の方法』(大塚久雄著)を読むように」と言われて、とりあえず読んでみたけど、よく分かるようでよく分からなくて、変な気分になった、「スッと抜けていくような感じ」と言ったのに基づく表現。
『社会科学の方法』はそれでも比較的読みやすいとの評価があるが、果たして日常会話+α程度の日本語習得率の外国人に理解することができるのだろうか。彼女が言った、分かるようで分からない、「スッと抜けていくような感じ」は、なかなか的を射た感想かもしれん。ま、私は彼女と専攻が違うから、詳しい事情は分からん。外国人でも場合によっては「スッと入ってくるような感じ」で理解できる時もあるだろう。こんなコト言えば元も子もないか。


時津風親方悪質な隠ぺい工作、立件即解雇


大相撲時津風部屋の序ノ口力士、時太山(当時17=本名・斉藤俊さん)が兄弟子らから暴行されて死亡した問題で、事件後、時津風親方(57=元小結双津竜)が隠ぺい工作を図ろうとしていたことが27日、明らかになった。この日、時太山の父正人さん(50)が都内で会見。「(遺体を)火葬すると言われたけど『それは困る』と断った」と赤裸々に明かした。また日本協会は、同親方が逮捕された場合、即刻解雇する方針を固めた。…(中略)…顔面が腫れあがり耳は裂け、肋骨(ろっこつ)が折れていたとされる遺体。その遺体を荼毘(だび)に付して送るという、常識では考えられない不可解な申し出。遺族への搬送前、体中の傷を隠すための「火葬」と思われても致し方ない。正人さんも時津風親方の隠ぺいの意思について「今となっては、そうかもしれない」と顔をしかめた。


こりゃもうどうしようもない。もし本当に隠蔽するつもりだったのならば、ヒトとして最低だ。北朝鮮に強制送還するか死刑しかない。廃業がどうのこうの言う段階じゃないゾ。
最近お騒がせな相撲界だが、ここまで来ると、関係者はちょっと切腹でもしてみた方が良いんじゃないか。
それに、遺体の「太ももにはたばこの火を押しつけた跡が3カ所あった」(参考リンク:17歳力士死亡事件を立件へ…時津風親方も暴行と制裁を指示)なんて事実も明らかになってるし。タバコなんか吸うようなバカがこういう事件を起こす。やはり喫煙者である。相撲もスポーツのひとつ。スポーツマンが喫煙してどうする。タバコを吸っているという理由だけで、もう廃業処分モノだ。


力士急死で相撲協会 過去10年間調査へ 文科省で謝罪


大相撲・時津風部屋の力士=当時(17)、本名・斉藤俊さん=が稽古(けいこ)後に急死した問題で、日本相撲協会の北の湖理事長は28日、「この10年間どういう状況だったのかをきちっと把握し、報告すべきだと思う」と述べ、過去10年間にさかのぼり、同様の事例がないか調査する考えを示した。


これはまだ何か出てきそうじゃないか。「しごき」が「リンチ」と同じ土俵に上がるようになったら終わりだよ。そこの見境を付けられないような人々に「国技」を行なう資格は無し。
「国技」の退廃はその国の伝統の退廃に直結する。ここで改善すべき点を徹底して洗い出すことが出来なければ、長い歴史を持つ相撲もあと半世紀を経ずして滅びゆくだろう。それはつまり日本文化が崩壊していくことをも意味する。相撲に携わる者ひとりひとりの自浄能力が問われても不思議ではない重大な時期が到来していることを、いま一度関係者は強く認識すべきである。

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