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2007年09月18日 私を掬い上げてくれませんか?

今日から学校再開。クソッ!死ね。夏休みが・・・夏は大嫌いだけど、夏休みが過ぎ去るのは寂しい。当たり前か? 学生なんてそんなモンさ。
そしていきなり出た、就職活動の話。勘弁してくれ。そりゃもうそろそろ本腰を入れなきゃいけない時期だけどさ、分かっているけどさ、言われると萎えちゃうのさ。―ヘタレか!
面接、自己分析、企業研究、SPI、履歴書作成、エントリーシート・・・ ああああああーー、もうイヤになっちゃうワ。
日本の就活は短期集中型といえるが、そういうタイプのものは世界的に見れば珍しいとも。そうかもしれませんね。それが良いのか悪いのかは判断しかねますが。
しかし面接なんてどうすれば良いのか悩む。私のように人見知りするヤツには拷問の如きショータイム。“ああいうのはとりあえず喋っとけばイイんだよ。無口なのが一番良くない”なんて言うけどね、結構考えていかないとそんなに喋れるモンじゃないよ。


面接官「我が社を希望した理由は?」
私「ハイ・・・えー、まぁ、御社の社風に惹かれましたのが・・・希望理由です」
面接官「どのような社風ですか?」
私「それは・・ハイ、え〜〜、開放的でノビノビとしているような・・・自分の力をですね、十二分に発揮できるような・・そういう雰囲気を感じました。えー、それが一番大きな印象です」


ぐはっ! ダメだ、こんなんじゃ。
面接官に昭和天皇の如く「あっ、そう」と言われて受け流されるのがオチだ。「もうイイよ」と言われて門前払いされちゃう。もっと良いネタを考えなきゃな。そもそも「えー」とか「まぁ」とか「・・・」がいけない。テキパキと喋れるようにならねば。
自分で面接を想定した台本でも書いて、舞台役者のように自宅で一人稽古をしなければいけないのではないか。面接官相手に“マシンガントーク”をかませるようにならなきゃいけない。
『面接の時に明石家さんまになる方法』なんて面接特訓本が出れば売れそうだけどねぇ。


っていうか!無口で、人見知りする面接官(たち)がいて欲しい。


面接官A「自分の長所と、短所を・・お答えください」
私「ハイ、私の長所は妥協しない強い気持ちを持っているところです。物事は常にキッチリとこなしたいと思い、学生時代においても分からない点は納得のゆくまで調べることを欠かしませんでした。一方の短所は(以下略)」
面接官B「そうですか・・分かりました・・・えー、では・・Cさん何かありますか?」
面接官C「・・いや、私の方からは特に。Aさん、他にありますか?」
面接官A「いえ、もう私の方からも・・・何もありません」
面接官C「そうですか。じゃあこのくらいにしときますか」
面接官B「そうですね」
―退室―
面接官A「いやー、困りましたね。何を聞いて良いのか分からないし、誰が優れているのかも分からない。と言うより、もうこんなことしたくない」
面接官B&面接官C「同感です」


今日、センセイが言っていた言葉。「就活に成功するか否かは、どれだけ本気になれるか」
当たり前のコトだけど、それがなかなか難しい。切羽詰まる前に「本気」にならなきゃ。
「絶対にこのタイミングで就職するんだという気概が必要」とも。
そうだよなー。
仮に「オレは別に今就職しなくてもイイんだ。こんな企業に入らなくともきっと成功してやる」という気概が勝っていたとしても、じゃあ何で成功するんだ、本当に今就職しなくてもやっていける「確証」があるのか、となれば、それはとんでもない質問ですね、私は沈黙しなければいけないでしょう(←翻訳ソフトのような変な日本語)。


私のように“精神的なニート”であり、幻と空想と理想と観念と己の世界にのみ棲息しているヤツからすれば、就活などというモノは、水棲動物が突然「お前は明日から陸上で生きろ。それも標高3000m以上の高地で、な!」と命令されるようなもの。つまり死を意味する。これはオーバー過ぎるか。ならこう言おう。「死ぬ気にならなければ出来ない」と。・・・それこそつまり「本気」になるということじゃないか。
おお!まとまった。そうさね、自分の人生に対して「本気」にならなきゃいけないんだ。もうそんな秋(とき)か。俺はまだ寝ているのかもしれん。


誰か私を救ってくれ。いや、この場合、「掬って」くれ、と言った方が良いか。掬い上げて欲しいんだ。
そうすれば漏れなく私お得意の非現実的なコトをグダグダ言う声が聞こえます、アナタのお隣で。幻と空想と理想と観念と己の世界の発露……

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