« 過去と現在と将来のこと | もどる | クリムゾンのCM »

2007年08月25日 最狂の凶器

ちょっと古いニュースだけど…


米軍、「ホモ爆弾」の開発を検討


米空軍の出費を調査していたバークリーのある監視機関はこのほど、敵をホモセクシュアルにし、戦闘よりもセックスに関心を抱かせる「ホモ爆弾」の製造を空軍が提案していたことを明らかにした。国防総省はCBS5に対し軍首脳部がこのホルモン爆弾を検討した上で却下したことを認めた。
 バークリーズ・サンシャイン・プロジェクトのエドワード・ハモンド氏は情報公開法に基づき、オハイオ州デイトンの空軍ライト研究所から提案書のコピーを入手した。(中略)「ライト研究所は敵の兵士をゲイにする化学物質を含んだ爆弾を提案していました。抵抗できないほど兵士が互いに惹かれあって、部隊の機能を停止してしまおうというわけです。」 ハモンド氏は書類について語った。「少量であれば人体に好ましい化学物質を、呼吸や皮膚の露出により摂取させ、兵士をゲイにしてしまおうというものです。」
 国防総省はCBS5に対し、空軍のこの提案は1994年になされたとしている。軍は現在はこのような兵器の開発はしておらず、過去の計画は放棄したと強調した。

情報元:Pentagon Confirms It Sought To Build A 'Gay Bomb'


米軍の発想力は凄い。まるでギャクマンガの世界だ。
軍事は科学力を向上させるというが(例えば私たちが日常的に使うインターネットなどは軍の通信システムを発展させたものと云われているし)、この「ホモ爆弾」の研究が今もなお続いていたとしたら、そこには何かしらの発見があったかもしれぬ。そしてもし完成していたら・・・・
私もアナタもホモになっていたかもね(一方で、元来ホモだったヤツは無性に女に惹かれるようになったかもね)。


しかしこの爆弾、「抵抗できないほど兵士が互いに惹かれあって、部隊の機能を停止してしまおうというわけ」なんてコトになっているが、これは同性愛以上に性欲を極限まで高める兵器であるともいえる。それなら別にホモにしなくとも、性欲を異常に高めて戦闘に集中させないような「セックス大好き爆弾」の開発を提案しても良かったんじゃないか。・・・いや、そんなことをすれば多数の何ら関係無い女性が強姦に遭い、最悪の状況になるか。もしくはオナニー狂いの大量発生か。
仮に「ホモ爆弾」が開発されたなら、「レズ爆弾」も簡単に開発されるだろうな。そして万が一それらが使用されたならば…至るトコロで同性同士の性行為が乱発……本当に開発計画が放棄されて良かったぁ(って、本当に計画は放棄されたんだろうな!?)。


家庭用のパソコンやケータイ電話なども、おそらくは軍事に関する面において科学の力を総動員しなければ、今ほど発展していなかったモノだろう。軍事レベルの向上はすなわち私たちの生活をより簡便に、よりスムーズにすることに繋がっている。現在、私たちが使っている電化製品も、その機能の発展の裏には軍事が関わっているということ。もっとストレートにいえば、軍事が間接的に私たちの生活を安定させているといっても良いくらい。つまり戦争のために、また国を守るために開発された様々な兵器や機械類やシステムが、カタチを変えて現在の「情報化社会」を構成しているということだ。このことは見逃してはならないことだが、だからといってホモにされちゃあかなわんよ。もしこれが開発されていたら、核爆弾に匹敵するくらいの兵器(あるいはそれ以上?)になっていたのではないか。恐ろしい恐ろしい。この計画が放棄されたことに感謝せねばならん(現実はどうか分からないけど、とりあえず記事に誤りは無く、本当に米軍が計画を放棄していることを望む。極秘で開発が進められているなんてのはナシよ)。そして、もう二度とこんなアイデアに力を注がないでおくれ。

« 過去と現在と将来のこと | もどる | クリムゾンのCM »