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2007年08月24日 過去と現在と将来のこと

午後8時前、近所のスーパーに買い物へ。
外に出て少し奇妙な感じを覚えたのは、つまりそこがあまりにも静かだったから。8時前という時刻なのに車の通りも無ければ通行者もいない。なんじゃこりゃ、と思う、思わずにはいられない。なんだか自分だけが取り残されたような感覚を味わう。
私が住んでいる場所は決して繁華街の中ではないが、さすがにこの静けさは無いだろう、というくらいの静けさ。


静けさで思い出すのは、大学に入学して始めての夏休みのこと。
18年間暮らしてきた四国の田舎町を離れ、それなりの街中で一人暮らしを開始。そしてそれから約四ヶ月が過ぎて夏休みになり、一時帰省した時のことである(初めての帰省)。母親が駅まで車で迎えに来ており、そこから家まで帰る道すがら、車内からもう何年も見てきたはずの景色を眺めながら、「オレはこんな殺風景な町で育ったのか」と思い、一種の脱力感のようなモノを感じたのは、今でも薄れない記憶。たった四ヶ月の間別の地域で暮らしただけなのに、子供の頃からずっと住んでいた町があまりに空虚であまりに閑散とし、あまりにも静かに見えた。はじめて「オレは田舎生まれ田舎育ち、純度100%の田舎者だ」と痛感した瞬間。


昔話はこの辺にして。
で、買い物に行ったスーパーのこと。いつも聞こえてくる店内放送で「ミートーコーナー」がどうとか言うのがある。おそらくはお肉の安売りの宣伝なのだろうが、私には「ミートーコーナー」が「ニートーコーナー」と聞こえて仕方ない。ドキッとするから止めて欲しい。ニートが集う場所? 「ミート」とか「ニット帽」とかいう言葉はイヤな響きだ。現在ニートではないけれど、もしかしたら将来ニートになる可能性は捨て切れないのだから、不安を煽るようなことはしないでもらいたい。


今日のMステに元ちとせが出ていた。久しぶりに見た。今、私がここで「Mステに元ちとせ」と書くまで、スッカリ彼女の存在を忘れていたというアナタ、私の仲間です。フフ。

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