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2007年06月30日 終わりの六月

暇だ。
というが、私の人生で暇じゃない時の方が少ない。


今日で漸く六月が終わる。
そして、これから夏本番を迎える。でも、それで良いんだ。七月だと心置きなく「暑い〜!!」と言える。六月だと「暑い・・まだ六月なのに・・・」と、ちょっと弱気になる。六月は中途半端だから嫌いだ。順番では真ん中の月だけど、気候的にはイヤラシイ。


そういえば、以前にのび太がドラえもんに泣きながらこういうコトを言っていた。
のび太「ウエ〜ン、六月だよ〜ドラえもーん(泣)」
ドラえもん「それがどうかしたのかい?」
のび太「六月は一年間で唯一祝日の無い月なんだよ。ずっと学校に行かなきゃいけないじゃないか!(怒)」
ドラえもん「それなら七月だって無いじゃないか(当時はまだ「海の日」が無かった)」
のび太「七月は夏休みがあるじゃないか!(激怒)」
ドラえもん「・・・そういえば、そうだね」


そうして、ドラえもんは仕方なく、自分の好きな日に祝日を設定出来る道具を出してあげるのだった。この回を見たとき、私もこの道具が欲しいと思った。22世紀にはあるらしい。
じゃあ、22世紀は毎日が祝日だな。ヒトがこの道具を手に入れてしまえば、絶対に毎日が祝日になってしまう。ただ、この道具のリスクとして、休んだ日の分だけその後に働かなければいけないという設定があった。案の定、のび太は休みを作りまくったから、ラストに大変なコトになっていたような気がする。うろ覚え。22世紀もきっと大変な世の中だ。


のび太は、ドラえもんの道具を応用するコトに関しては“天才的”などと称されるが、私はそうは思わない。のび太と同じ小学五年生でも、カツオの方が遥かにスマートだ。カツオならのび太以上の応用力を見せつけるだろう。現時点では、残念ながらのび太とカツオの頭の回転力には雲泥の差がある。
もし、ドラえもんとカツオがペアを組めば、とんでも無いことになるだろう。カツオは勉強こそ出来ないが、学問的な部分以外での頭の良さでは、他に類を見ない程のモノを持っているように思う。磯野家における唯一の才人だろう。


…と、こんなコトを言いながら、六月の終わりを迎えるのです。今月は更新回数24回を数えました。過去最多です。冬支度ならぬ夏支度なのです。
ああ、それにしても暇だ。

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