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2007年06月26日 かようび

午前中のバイト。午前のスーパーは主婦らしき女性ばっかり。
バイト先のスーパーは、毎日目玉商品として、1000円以上お買い上げの場合につき、特定の商品が激安(1円〜100円くらい、品による)になるという特典がある。
本日の目玉商品の中に5パック入りかつおぶし(かつおパック)があった。1000円以上買えば、そのかつおパックが“1円”で買えてしまう(通常は60円くらいで売っている)というちょっとアホなことをやっていたのだけど、まー、当然のように売れる。かつおぶしなんて需要ありまくりだからねー。1円でモトが取れるのかどうかは分からんが、とにかく売れることだけは自明である。

で、開店時間である9時から私が仕事を終えた12時までの3時間の間に、何度「かつおパックはどこですか?」と聞かれたことやら。アホか。自分で探せよ。分かり易いトコロに置いてあるんだからさー。なんでアレを見つけられないかねー。広い店内でもないし、奥の方に置いているワケでもないのに見つけられないなんて。多分、自分で見つける気がないんだろうな。
或るオバサンがかつおパックを目の前にして「兄ちゃん、かつおッパックはどこ?」と聞いてきた時は、もう呆れ返って逆にモノ凄く冷静に「ココです」と教えてあげた。
人は呆れると冷静に物事に対処できるのである。(←これが今日の収穫)


次。もしかすると誤解されているかもしれない。
私はココでタバコに関する悪口を何回か書いたけれど、それは凄く個人的な目線でのことだ。何も社会的に喫煙者は差別されれば良いなどという気狂いじみたコトを言っているワケではない。喫煙は違法行為じゃないんだから、吸いたければ大いに吸えば良い、と思っている。ただ、禁煙場所で「ちょっとくらい良いだろう」という考えで吸うヤツは死んでしまえ!と言いたいだけである。何においてもマナーというものがある。10年くらい前まではタバコに関するマナーは一般的なモノではなかった。どこででも吸えていた。それはさすがに良く無いということで、吸える場所が制限されるようになった。コレは大いに結構なことである。タバコは他人にも害を及ぼすものなんだから、喫煙コーナーのような特定の場所を設置して、そこで吸うようになれば良い。喫煙者からすれば隔離されているような気になるかもしれないが、これからの時代は隔離しなきゃならない方向で世界は進んでいる。そしてソレは妥当である。隔離されるようなのが嫌なら、喫煙者が世界の認識を変えていけば良いだけの話だ。変えられないのなら、隔離されるしかない。
リスクを覚悟して吸っている者にも、何も考えずに吸っている者にも、止めたいけれど止められない哀れな者にも、皆平等に隔離された空間を用意すれば良い。さすがに公の場所から喫煙可能空間を全面的に撤去しろなどというのは非現実的なコトであり、そんなアホなことは許されない。もう一度言うが、喫煙は合法なのだから、吸いたい者はどんどん吸うべきだ。ただ私が言いたいことは、これからは他人に配慮してタバコを吸わねばならない時代になっていくのだから、その時代感覚を持てない喫煙者は消え去れば良い、ということ。それだけなんです。
喫煙者の体調とか、喫煙者の肺がんがどうとか、そんなことは今の私からすればどーでもいーコトなのだ。それらのものがタバコが原因だとしても、吸いたいヤツがマナーを守って吸ったのなら、私が口を差し挟む余地などないではないか。何も考えずに吸い続けて病気になり、後悔するようなヤツはただの馬鹿なのだから、無視するしかない。全ては自己責任。他人が介入する方がおかしいというもんだ。


海外旅行経験のない私であるが、海外に行くのならば浴衣を着て行きたい。
それこそ夏にアメリカに行くというのであれば、浴衣を着ていかずして何を着ていこうか。
アメリカに行くのに、ジーンズ、Tシャツで行っても仕方がないではないか。アメリカに行くのに、アメリカ人と同じ格好でどうする。そこで日本を代表するような錯覚を抱きつつ、日本文化を見せつける意味で浴衣を着ていくのである。そうすると連中は何も知らずに「SAMURAI、SAMURAI」などと言って注目するだろう。何かサービスしてくれるかもしれん。最近の日本人は何でも欧米文化と融合しようとするから良く無い。日本人がどれだけ着飾っても日本人からは脱却できないということに気付いているのかいないのか。まさに日本人というものにコンプレックスでも抱いていて、そこから脱却したいのであれば、マイケル・ジャクソンくらいのことをやらねばならないだろう。常人には到底無理なことである。じゃあ、もう全てを受け入れて、日本人として見せられるモノは見せていけば良いではないか。
外国人になろうとする必要は無い。外から見れば、外国人になろうとするヤツらなんて、本当に珍しく奇妙だと思われるだろう。


…いや、でもね、アメリカ人になりたいという気持ちは分からなくも無いよ。私の場合は、スタイルや容姿や文化的な意味でアメリカ人になりたいと思ったことは無いが、超大国の国民としてのアメリカ人にならなってみたいと思ったことがある。
アメリカと日本。経済的な面では、まだ一番目と二番目の関係と言っても良いだろう。でも、国家の総合力となれば、日本などアメリカの子分レベルだ。一応外見的には友達ということになっているけど、目に見えない所で支配されまくっているから、見かけは友達、実質はジャイアンとスネ夫の関係。
スネ夫は安心できるだろうか。ジャイアンはいつでも安心できる、安心している。安心できる立場の国民。
たまにのび太がジャイアンに反撃してくるけど、結局はやられる。ジャイアン強しである。イラクや北朝鮮はアメリカからすれば所詮のび太。ドラえもんという核さえなければ、どうにでもなる。厄介な道具をいっぱい持っているドラえもんはロシアや中国だ。(のび太は将来立派な大人になるが、現在のび太である国が将来立派な国になれる保証はゼロだというのが現実世界の皮肉)


私が、なぜこんなコトを言っているのかは、自分でも分からない。
しかし、ただひとつ私が言いたかったこと。それは、日本文化を大切にしましょう!ということ。それだけなんです。スネ夫あってのジャイアンじゃないか。本物のスネ夫がダメなのは、ジャイアンばかり見て、自分のちゃんとした立場を確定できていないトコロ。スネ夫がカツオ的なズル賢さを兼ね備えていれば、今頃ジャイアンと肩を並べる存在になっていただろうに、と思うのですよ。己の持つモノ凄い可能性を見失っている、ということ。
あー、はいはい説教臭くなってはいけないのです。斯く言う私も普段着はジーンズとTシャツなんですねー。外見的にもアメリカン、ジャイアン。大いなる矛盾!自己喪失!自己を範囲外に置いた発言!もう引き下がらねばなりません。喋り過ぎは往々にして誤解を招くモノです。

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