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2007年06月07日 アーケードとネットショップの時代

しかし、まぁ、毎度毎度この時期から暑くならなきゃいけないもんかねぇ。季節というのは何のヒネリもない。
「おいおい!7月なのに最高気温が15度かよ!」みたいな意外性を持ってこい。毎年決まり切ったように「今日の最高気温は32度です。紫外線がかなり強くなります。熱中症対策を万全にして外出しましょう」だとか「今日は各地で34度を上回ります。暑さ対策を心掛けて下さい」だとか、実にくだらん。私ならこう言う。「今日もまた33度まで上がります。毎日毎日、本当にもう呆れますね」これで十分である。紫外線予防や熱中症対策はヒトに言われる前にやるのが当然で、それを怠って倒れたなどというのは、ただのアホである。そして暑さ対策はできん。気温には逆らえん。ずっと冷房が効いた部屋に引き籠るくらいか?

そこで私の提案。全国全ての公道にくまなくアーケードを作れ。電線より上に作れ。そうすれば雨も直射日光も防げる。
鳥の巣が大量に作られて、各地で頭上から糞が落ちて来るという問題が深刻化するかもしれんが…
モチロン、こんな計画は到底実現不可能であると分かっている。が、どうしてもイメージしてしまう。小学生の頃に思いついた、非常に愚かなイメージ。未だに捨てきれない。だって全国の公道にアーケードができれば、傘がいらなくなるんだよ。それってスゲーと思った。全国の傘業者には申し訳ないが。
いや、鳥の糞を防止する為に、アーケードの下で傘を差す必要が出て来るか。じゃあ、意味ないじゃん。濡れなくなるだけでも良いと思うべきか。


それにしても、最近はamazonだとか楽天でほとんどのモノが買える。本屋で本を買うことなんか滅多にない。本屋などは暇つぶしに立ち読みをしに行くくらいで、本当に欲しい本は全てと言って良いくらいネットで買う。CDや一部の電化製品もネットで買う事が多い。
CDなぞは、私の場合、電車代を使って大きなレコードショップに行くより、ネットで買った方が明らかに得。電車代が節約できるし、ほぼ間違いなく入手できる。タワーレコード等の店頭に無い商品でも、amazomだと容易に見つけられる。
そうなるともう、お金を出してガタゴトガトガト電車に揺られてどこかに出掛けていくのが、非常に愚かに思えてくるようになる。
これからの時代、本屋やレコードショップっていったい何よ、と思う。古本屋もどんどんHPを作り出してきている。絶版になっている貴重な本でも、ほとんどがネットで買えるようになりつつある。もう外に行く必要が無くなってきているなぁ。出不精な私には、非常に好ましい時代だ。何かを買い求める為に時間を費やさないで済む。家にいながらにして、沖縄のお店の商品と札幌のお店の商品を同時に買えてしまうこの便利さ!
時間を大切にしろ、とよく言うが、それならばネットショッピングをどんどんすべきだ。時間を大切にしろ、と説教しているヤツが、一日を費やして買い物をするようなのは、大いなる矛盾である。
それにネットを使った方が、実際に色んなお店を回るより多くの商品を見れると思うよ。次から次に色んな店舗のHPに移動ができるワケだから。まー、実物と画像の違いはあるけれど。
でも、世の中に、購入にあたりどうしても実物を見なければいけないモノなんて、実はそんなに無いように思う。
ネットショッピングの場合、実物を見ないからこそのワクワク感があって良いじゃないか。ワクワクとガッカリは表裏一体だけども。ワクワクさんの反対はガッカリさんなのね。期待は失望の母である、とは大瀧詠一御大の名文句であるが。


これからのご時世、店頭販売だけじゃ生き残れない分野がどんどん出て来るんじゃないかしら。ほとんどの分野で店頭販売と同時にネットショップを持っていないとキツくなるかもしれん。不動産や高級品や自動車や食品やペットなぞは、店頭販売第一だろうけど、それ以外のほとんどのモノは、店頭じゃなくても良い気がするな。特にこれからは、よりネットショップの使い勝手が上がってきて、ほぼそちらだけで用が足りるようになるはず、と私は思っているのだけれども。

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