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2007年05月28日 別の世界への気配り

松岡大臣が自殺したり、ZARDのヒトが転落死したり、驚くようなニュースが続けて入ってきた日だった。
驚くといえば、昨日の全日空システム障害も、ちょっとした驚き。
あのニュースを見て思ったこと。
いかにコンピューターに依存しているかということ。それがトラブルを起こせば、本当にどうしようもなくなるということ。私はちょっと情けないような気分になった。これは停電の時と同じ。電気が途絶えて気付く電気の便利さとそれへの依存度。停電になって全ての電化製品が使えなくなると、本当にいかにそれに頼って生活しているかということに気付く。
そうであるから、停電になったことに対して文句を言うと、後々になって情けないような気分になる。電気に生かされていることを自覚させられるから。電気が無ければお前は死ぬだろう、というような脅迫を眼前に突きつけられたような感じを覚えるから。だから文句を言うのは筋違いのような気がしている。普段から停電になっても、余裕で過ごせるような態勢を構築しておかねばならぬ。電気が無ければ何もできぬ、というのでは、ややみっともないではないか。
電気に頼り切って、それが途絶えると文句を言うのは、電気のある世界に浸り切って、その外の世界が見えなくなっているといった感じだろうか。
別の世界への気配りを忘れないようにありたいと願う次第である。

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