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2007年05月19日 22年分の情けなさ

2007年5月19日土曜日。私は今日という日を忘れはしないだろう。いや、日付は忘れるかもしれないが、今日の出来事は永久に忘れることがないと誓える。


いきなり仰々しい書き出しで申し訳ないが、これからはもっと申し訳ないこと、というか下品なことをいう。
なんでこんなことをいう必要があるのか、と思われるかもしれないが、それはブログという匿名性ゆえにである。匿名じゃなければ、こんなこといわない。


今日、お昼寝をしていたんだけど、私、初めて夢精しちゃった。今年の1月で22歳になりました。22年間生きてきて、初めての経験。
夢精をする時には変な夢を見るというけど、それは本当だな。ん?そういう夢を見るから「夢精」というのか?まー、その辺りのことは正直どーでもいー。


私が見た夢。
私は駐輪場のような所にいた。すると隣にバイクに乗った若くて綺麗な子連れの女性が現れた。若妻ということか。その女性はヘルメットを脱いだ後、ハンドルの所にそれを掛けて、子供と一緒に立ち去って行った。
この後、突然時間が飛ぶ。
気付けば私はなぜかそのヘルメットに顔を埋めていた。臭いを嗅いでいるというわけではない。ただ顔を入れているだけである。そうするうちに突然眠くなってきた。「ヤバイ、眠い。こんな格好で寝るわけにはいかない」と思っていたら、徐々に意識が遠くなってきて、チョロっと。


最初、私は寝小便をしたと思った。まさかアッチのモノが出るとは、夢ながらにして夢にも思わなかった。
夢の中でも、眠っていきかけた時に下から何かが出るのに気付いて、「うわー!小便出ちゃった!」と相当焦りながら、一気にヘルメットから顔を上げた。
それが夢の最後で、気付けば夢じゃない真の私も飛び起きていた。目覚めてからすぐ、「おいおい、22歳でおねしょしちゃったよ!情けねえええええ!!」と思った。本当に、すぐにそう思った。でも、思った程布団が濡れていない。あれれ〜と思い、パンツを触ったら・・・ヌルッと・・・すぐに事態把握。初体験なのに、すぐに自分がしてしまったことを理解出来た。
ここで問題なのは、おねしょと夢精のどちらが情けないかだ。それをパンツを履き替えながら考えていたら、自分がこれ以上無い程に惨めに思えてきた。
今年一番のショックである。


夢精の存在を知ったのは、小学五年生の時。担任の先生が、自らの経験を語ってくれた。始めての性教育。笑いながら聞いていた。
その後、友人が実際に経験したことや、友人の父親が、情けない事にいい年して夢精し、こっそりとパンツを洗っていたのを見た、という話をこれまた笑いながら聞いていた。
まさか自分が経験することになるとは思わないからねぇ。明日は我が身とはこのことだ。
今まで経験していなかったことだけに、余計に情けない。22歳という年齢が、必要以上にそう思わせる。


それにしてもなんちゅう夢じゃ。
フロイトからいわせれば、夢とはその者の願望の充足であるとか何とかいうけど、じゃあ私の場合、ストレートにいけば、内心では女性のヘルメットの臭いや髪の毛の匂いや汗の臭いを欲しているということか!?変態じゃないか!?誰にでもそういう隠された変態性みたいなものがあるのだろうか。嗚呼、恐ろしや恐ろしや。


いや、本当にね、こんなことは匿名性という利点のあるブログだから堂々と書けるし、ちょっとしたネタになって良いけど、誰かに面と向かっては話し辛いことですよぉ〜。中学生とかならまだ良いが、なんたってもう22歳、二十歳超えての夢精はキツい。
怖いのは、一度経験してしまったことで癖にならないかということ。身体が変な癖を覚えてしまわないように願うばかり。
別に“溜まっていた”ワケじゃないんだよなー。それだけに非常に今後が怖い。昼寝大好きだったのに、迂闊に出来なくなってしまったじゃないか。
ストレスなどが原因ですることもあるというから、無意識のうちにストレスが溜まっていたのかもしれん。今までは情けない夢精防止の為に、アッチの方は溜めないようにしていたんだけど、ストレスが溜まっていたのかなぁ。でも、夢精したら更にストレスが溜まるぞ。それは今回の件で明らかだ。精子出してストレス出さずだよ、コレじゃあ。
今まで一度も夢精したことのないのが、唯一の取り柄だったのに・・・
22年分の情けなさが一気に出たような気がする。私は今、精神的洞穴に己を閉じ込めたい。嗚呼。

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