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2007年03月22日 アンパンマンの謎

アンパンマンは大体週二回の頻度でばいきんまんと対決して、その度に顔をやられているから良いんだと思う。もしアンパンマンが強過ぎるか、ばいきんまんが弱過ぎるかしたら、アンパンマンは顔を変える必要が無くなる。ということは、しばらくすると顔が腐ってきて、カビが生えてきたり悪臭を放つようになって大変だ。週に二回、つまり三日か四日に一度ばいきんまんによって顔を変える機会を与えられているんだから、ばいきんまんに感謝しなければならない。そうじゃなければ、バタコさんがジャムおじさんにそっと「アンパンマンの顔が大分臭くなってきました」とか「ジャムおじさん、アンパンマンに(カビが)生えてきました」などと耳打ちしている場面が放送されることになる。だって、そんなこと直接本人、ならぬ本パンには言えないからねぇ。犬のチーズは特に嗅覚が優れているから、自ずと腐りかけたアンパンマンには近付かなくなる。
待てよ、今までほとんど顔を変えていないしょくぱんまんやメロンパンナちゃんはどうなっているんだろう。特にしょくぱんまんは、近くで見るとカビだらけかもしれん。メロンパンナちゃんも可愛い顔してカビだらけなのだろうか。
メロンパンナちゃんは、寝ている時にアリの大群に襲われたりしないのだろうか。夜、突然悲鳴が聞こえて、駆けつけてみると、顔中アリだらけで真っ黒になったメロンパンナちゃんが!


しかしアンパンマンが顔を変える時、古い顔はどこかに飛んで行くけど、いったいどうなっているのだろう。野原の真ん中に腐った顔が落ちていたりするのだろうか。その光景は中途半端なホラー映画よりもよっぽど怖いと思う。


っていうか、以前にアンパンマンはコップ片手に歯磨きしてたからな。お前濡れたらダメだんだろう。歯磨きした後、そのコップに入っている水で口を濯ぐんだろ?じゃあビショビショになるじゃないか。それで顔を変えることになったりするわけか。
コップ片手に歯磨き→ついうっかり水を口に→顔がビショビショ→ジャムおじさんに新しい顔を焼いてもらう
完全にアホの流れだー。ジャムおじさんに迷惑かけんなよ!いや、その前にアンパンマンに歯は無いだろ。アレに歯があれば相当不気味だ。


それに「大変だ、バタ子、急いで新しい顔を焼くよ!」ってのも、よく考えれば凄いセリフだ。


アンパンマンって、もしかするとホラーの類じゃないだろうか?

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