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2006年10月04日 夢は夜ひらく

前々回と前々々回の続き。


結局3着に終わったディープインパクトだけど、よく頑張ったよ。
ただ、関係者はムチャクチャ悔しいだろうけども。


一同お疲れ様でした。


もうコレは散々言われてることだけど、明らかに"強い時の"ディープの走りではなかったからぁ。
せめてもの救いはハリケーンランより先着したことか。ああ、シロッコよりも先着してるな。まー、シロッコは(以下都合により省略いたします)


あれからよくレースを思い出すんだけど、う〜ん、今までに経験したことのない展開だったとはいえ、武の乗り方はそれほど大きな失敗ではないと思う。岡部さんが大川さんみたいに「まだっ!まだっ!」と叫んでたけど、追い出すポイントも悪くなかったよなぁ。いつものディープなら、あそこからグンッと伸びるんだけど、そうはいかないのが世界の大レースか。「ウイニイングポスト」ならキングジョージとか凱旋門とかBCとかを2連覇3連覇することも可能なんだけど、やっぱり現実は厳しいな。ああ、またバカなコトを書いてしまった。


やっぱり芝の違いかねー。


今後、陣営がどういう判断をするかは分からないけど、もし現役続行するならば、来年はエルコンドルみたいに早めから向こうに行って2,3戦使うべきだろう。
もう国内のレースは良いよ。


しかし、今回は久々にレース前の良い緊張感を味わえた。ここ久しく、私はどんなレースの前でも緊張感に包まれたことはなかったから(昨年の菊花賞前も緊張感はなかった。だってディープが負ける予感がしなかったからねぇ。今回は本当に結果が予想できない分、ドキドキした)、スゴく楽しい発走前だった。おそらく、ずっとディープを見てきて、凱旋門賞を楽しみにしてきたヒトなら、そのほとんどが緊張の一時だったんじゃないだろうか。
ただ、一部の現地に駆け付けた日本人の様子には閉口せざるを得なかったけれど。


というわけで、3回に渡って書いてきたディープインパクトと凱旋門賞に関するハナシ。
今回は勝てなかったけど、日本の競馬関係者は「ディープでも勝てないなら・・・」とか言わないで、出来るだけ挑戦して欲しいものです。
まずは挑戦しないことには何も始まらないんですから! と、どこぞのありふれた熱血教師みたいなコトを言ってオシマイです。

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