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2006年09月16日 キリがないやりとり

林房雄には『大東亜戦争肯定論』という著作があるけど、あの本に対する世間のリアクションはもっとあるべきなのではないか、という気がずっとしている。と言っても、出版されてから、もう数十年の歳月が経過しているから、これまでに出てきたリアクションの数だけを纏め上げればそれなりの量にはなるかもしれんが…


何が言いたいかというと、もっと直接的な返しがあっても面白いのではないか、ということ。
それこそ『大東亜戦争肯定論』なんて刺激的なタイトルの本に対して、『「大東亜戦争肯定論」否定論』という本が出ても良かったんじゃないか。
そして、それに対して『“「大東亜戦争肯定論」否定論”否定論』とか『“「大東亜戦争肯定論」否定論”肯定論』という本が出ても良いかもしれない。
最終的には『“「大東亜戦争肯定論」否定論 肯定論 否定論 否定論 肯定論 否定論 否定論 肯定論”否定論』という段階にまで到達して、もう論旨がどこにあるのかも分からなくなり、「果たしてこの本は、そもそもの大元である『大東亜戦争肯定論』を肯定しているのか否定しているのか」という議論が繰り広げられるまでになれば良かった。そうすれば林房雄も呆れ果てて、あの世で『「大東亜戦争肯定論」肯定論 否定論 無意味論』という本でも書いたかもしれん。


と、また詰まらぬことをほざいてしまいました。

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