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2006年02月04日 おバカなIEちゃん Part.1

『Designing with Web Standards―XHTML+CSSを中心とした「Web標準」によるデザインの実践』このブログは約一週間くらい更新してませんでしたが、このサイト自体はかなり色んなトコロが更新されました。
まず誰も書き込まないことを承知の上で掲示板を設置し、こっそりとアクセス解析のCGIを取り付け、メールフォームを地味にリニューアルし、トップページの"News"のトコロを簡単に更新できるようなCGIを設置したりしました。
あと、前から気になっていたWindows IEでの表示についてもかなり改善しました。


私はWindowsが入ったPCを持っていないので、これにはかなり苦労しました。
まあ、CSSを使ってサイトを制作している人なら誰でも悩んでいる問題だとは思いますが、Internet ExplorerというブラウザはCSSの解釈があまり出来ないおバカなブラウザなわけです。
このサイトもIE以外のブラウザ(例えばFirefoxNetscapeSafari)で閲覧すれば、ほとんど問題なく表示されるんです。でもIEで閲覧すると、若干崩れたりします。


今回一応IE6.0でなら問題なく閲覧できるように修正したつもりですが、もしかするとまだ崩れるトコロがあるかもしれません。崩れているトコロが確認できればすぐに修正するつもりですから、見つければご連絡して頂ければ嬉しく思います。でも、IE5.5より下位のバージョンについては対処できないかもしれません


ていうか、まだそういうの使ってる人っているのかな? 一部の仕事でかなり古いブラウザ(CSSが読めないIE4とかNN4とか)を使わざるを得ない人もいるらしいけど、別にそういうのは良いです。困るのは中途半端にCSSを読める古いブラウザを使っててレイアウトが崩れまくると文句を言われることです。
CSSが読めないブラウザ相手なら、奇麗なHTMLを書いてれば、何もデザインされてない状態(文字だけの表示)になるわけですから。
それは質素でこそあるものの、ちゃんと閲覧はできるから特に問題視する必要はないと思っています。


しかしアレですね。全てはIE次第というのだから困ります。何が厄介かってロクにCSSを解釈できないそのブラウザが市場では90%以上のPCにプリインストールされていることですよ、奥さん。
そんでおそらくネットを利用している人の少なくても80%以上の人がIEを使っているわけです。
そうなるとCSSでデザインされたHPがIEで正常に表示されないのは、そのサイトの制作者が悪いのではなくてIEが悪い、マイクロソフト社が悪い、ビル・ゲイツが悪いとは言ってられないわけです。
CSSなんかを使いまくっているWEB制作者が悪いのか、FirefoxやSafariなど他のブラウザは普通に解釈できるCSSを解釈する気のないIEが悪いのかは、未だにハッキリしませんが、とにかく現在の状況ではIEがおバカだということを念頭においてサイトを制作しなければいけないわけです。(余談ですが、MacのIEが配布終了になったのはある意味で良いことだと思います。)


えーと、で、ですね、ブラウザ云々とかCSSでのサイト制作とかその辺の詳細について知りたい方は『Designing with Web Standards―XHTML+CSSを中心とした「Web標準」によるデザインの実践』という本を読んでみることをオススメします(右上画像参照)。Jeffrey Zeldmanという著名なWEBデザイナーの方が書かれた素晴らしすぎる本です。私にとってはバイブル的な存在の本なのです。


・・・というわけで、話はまだまだ続くのですが、少し長くなりそうだから一旦ここで終わりにします。
今回は二回に分けます。続きはPart.2の方を御覧になって下さい。

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