« 出れない迷路に立ちすくむ | もどる | さわさわさわ… »

2009年08月09日 アレの想い出

アレアレは所謂美味しかった。ホクホクという形容もアリだと思いますが、アップルパイのように生地がポロポロこぼれ落ちる感覚にも似て、干し柿のような甘さもありました。夜の味もしたし、朝に食べれば朝の味もした。あまり食べるモノではありませんが、ソレは海藻みたいなモノです。バッハなどを聴きながら食べると良かった。朝まででも食べれました。饒舌になれました。苦みよりもほんのりビターなトコロがありました。君は知ってる? わたしは知ってる。どんなもんだーい。どこに行ってもアレを食べる人を何と呼ぶのでしょう? ヒーロー? 首位打者? ネズミ小僧? シェリル・クロウのファン?
100円くれたら教えてあげよう。夢の瀬戸際にジャンプする少年の話。そんなコトが想起される食べ物は所謂アレを置いて他にはございません。沢庵のような歯ごたえもあれば、シュークリームのような柔らかさもあり、イカのような臭いもしたし、オレンジみたいな梅みたいな想い出も喪失されてゆくのか。おぉ。17歳の記憶が完全に吹っ飛んでゆく食べ物です、所謂。探検家は必携。即日公表されても良いのではないでしょうか。アレは食べ物だ。衣類だというヒトもいるが、確かにそのように利用できなくもない。だが、わたしはアレを食べます。LADY GAGAみたいな痛々しいヤツは食べない。佐藤浩市みたいなクールさと泥臭さの両方を包含するようなヤツだけが食べます。モグモグ食べます。アコギで弾き語りをしながら。アレを食べると、何の為に生きているかが分からなくなる。どすこーい。Hey!Hey!Hey! I am a full body Tattoos.

« 出れない迷路に立ちすくむ | もどる | さわさわさわ… »