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2009年07月31日 イメージ「ショーシャンクの空に」

「ショーシャンクの空に」という有名な映画がありますが、わたしは一度も見たコトがないので、どういうお話かは分かりません。ですが、タイトルから察するに、おそらくショーシャンクというヒトが亡くなってお星様になるような、どこかしらメランコリックなモノではないかと思います。


「ショーシャンクの空に」あらすじ(ネタバレ注意!)
shawshank.pngショーシャンクはごく普通の農業を営む働き盛りの中年男性。彼は愛する家族に囲まれて充実した日々を過ごしていた。ある日、旧友のワトスンが数十年ぶりにショーシャンクの前に姿を現す。ショーシャンクはワトスンとの久々の再会に感激し、その日の夜は二人で遅くまで飲み明かしたのだった。だが、明くる朝、目が覚めてみるとワトスンの姿が見えなくなっている。自分の家の周りや畑の中を探し回るが、どこにもワトスンの姿は見えない。ショーシャンクは「神隠し」ではないかとひどく動揺してしまい、仕事が手に付かなくなってしまう。そんな彼を心配した妻の純子は、彼の大好物である麻婆春雨を作ってもてなそうとするが、ショーシャンクはそれすら食べられないでいた。仕事を放り投げ、自暴自棄になるショーシャンク。挙げ句にはスーパーでお惣菜を万引きしてしまい、刑務所送りになってしまう。裁判にかけられたショーシャンクは、裁判官から「わたくしの大好物である若鶏の唐揚げ弁当を盗むとは言語道断である! あの日、貴様が万引きしたせいで、わたしは最後の一つを手に入れられなかったのだ! よって貴様を処刑に処する!」と断罪され、間もなく絞首刑に処されるのであった。ショーシャンクが万引きで死刑になった日の夜、ワトスンと密かな愛を育んでいた純子は、とてもにこやかな顔で「やっと邪魔者が消えたわ。これでもうコソコソしないでアナタと二人きりで過ごせるのね」と言い、ワトスンと二人で新生活を祝杯を上げるのだった。その夜の純子の嬌声は、闇夜を突き抜け、お星様となり天へと駆け上がったショーシャンクのいる空まで高らかと響き渡っているのであった。
【右上画像:ショーシャンク(右)と旧友のワトスン(左)。その下は邪魔者のショーシャンクが死んで、嵐の中で歓呼の雄叫びを上げるワトスン。】

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