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2009年05月19日 マスク讃歌の下で

マスクを付けて外出しました。もうマスクが一世を風靡しております。マスクを付けていないといけないのかというくらいアッチでもコッチでもマスク三昧です。ズボン、シャツ、マスクの三つがないと「あ、あのヒト裸だ」と思われそうなくらいマスクが流行っています(コレはあくまでもわたしの住んでいる地域のコトで、北海道や東北など北の事情は分からない)。マスク工場は例年にないくらい大忙しかもしれません。わたしは幸いマスクを持っていましたので、マスク不足の影響は受けずに済みました。しかし、アレだけ多くのヒトがマスクを付けているのを見ると、マスクって実は相当多数の人々がフツウに所持しているモノなんだなぁとしみじみ実感致します。
今日などは些細な用事で、体調は万全でありながら、検診以外の目的で病院へと赴いたのですが、マスクを付けていないと入れないのかというくらい誰も彼もがマスクを付けていたので、思わず驚いたフリをしました。そしてソレはかなり珍しい光景でもあります。こんなに皆マスク着用だなんて!
昨日などはマスク無しで外出したものですから、街中のあまりの高マスク率に圧倒され、さも自分が罪人であるかのような気分になり、しかも何かとてつもなく環境の悪い場所に踏み入ったような感覚を覚え、帰宅した時には少しだけ頭痛がしていました。もしやインフルエンザに感染したのでは!?と思ったのですが、よく考えればそんなに短時間で発症するモノでもないので、コレは気分の問題だと思われます。病は気から。
若者の中には「マスク? ダッセー」と言わんばかりにマスクをせずに闊歩している輩がおりますが、アノように斜に構えたモノはまさにインフルエンザの餌食になるが宜しい。そんな彼らのためにこそ用意された言葉があります。自業自得。
しかし、この時期にマスクをしていると蒸れて困ります。蒸れるので少しの間マスクを外しますと、その瞬間にもウイルスが襲ってくるかもしれない! というか、そもそもマスクにウイルスが付着しているかもしれません。ソレをそのまま家へと持ち帰り、わたしのようにその辺に置いていますと、なんということか! ウイルスが部屋中に! これではマスクの意味がありません。ウイルス付着可能性のあるマスクの下にもう一つ別のマスクを付けなくてはなりません。そして家へ入る時にはウイルス付着可能性のあるマスクを捨ててから入らないと、結局ウイルスを持ち帰ってしまうことにもなりかねません。とても厄介です。これは決して神経質などではありません。昔からこういう表現があるでしょう。石橋を叩いて渡る。
テレビでお相撲を見ていると、国技館に来ているお客はあまりマスクを着けていないようです。関東の人々は阿呆なのでしょうか。外国から平気で運ばれてくるようなウイルスが、西日本から東日本には運ばれないとでも仰いますか? そもそもお相撲さんもマスクを着けて土俵に上がった方が良いように思います。備えあれば憂い無し。
マスクにどこまでの効果があるのかと問われれば、ソレは知りません。でも、多分それなりに効果があるのでしょう。だからあれだけ着けられている(コレはあくまでもわたしの住んでいる地域のコトで、北海道や東北など北の事情は分からない)。というワケで、マスクをバカにするヤツはマスクに泣け! ※くれぐれもマスクの万引き、窃盗、強盗は止めましょう。

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