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2008年11月15日 お相撲徒然草

琴光喜は誰かを笑わそうと企んで土俵に上がっているのかもしれません。5日目、6日目の相撲は無様の一言でした。他方、今場所は高見盛が比較的良い相撲を取っています。立ち合いからサッと差せているのが印象的。また、雅山も勝ちっ放しですけど、彼は今場所、なぜか落ちません。最近はすぐにゴテーンと転がっていたのですが。大関昇進のかかる安馬は、相当慎重な取り組みが続いているけど、コレが果たして今後にどのような影響を及ぼすか。一横綱一大関が休場して「狙い目」の場所なだけに、この後は負けられない。把瑠都…小柄な力士を相手にしたときに見せる例の反則的な上手を引きながら、強引に前へ出て行くパターンはどうなんだろう。最近は「おおっ!」じゃなくて「ええっ!?」
十両では玉鷲が良いんです。幕内で負け越したのが良かった、とは6日目の向正面に解説として登場した同部屋の年寄楯山親方(元玉春日)の弁。──玉春日は私と同郷の四国出身力士でした。四国出身の有力力士というのは非常に少ないものだから、彼はある意味で「希望の星」的な感じだった。7〜8年くらい前は土佐ノ海と共に土俵を湧かせたものです。親方としても頑張って頂きたい。
ところで、今場所の東幕下上位には関取経験者がかなり揃っています。彼らはどうなってしまうのだろう。西の幕下では蒼国来や風斧山、隆の山といった外国人力士がそれなりに上位へ付けていて、中でも(稀勢の里の付き人でよく映る)隆の山がイイ感じです。レスリングの選手みたいな体格がやや気がかりですが、十両で見てみたいと思います。山本山とのアンバランス対決・・・・ おっと! お相撲さんを相手にする妄想は時に危険で、時に卑猥です。道は過りたくないものです。

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