« 高いし長い | もどる | 夜の徘徊者 »

2008年06月05日 ネギ入りまーす

倉庫の埃っぽいにおいが好きなんです。特に体育倉庫の石灰混じりのにおいが好ましい。体育は大嫌いであったが、体育教師は絶滅して欲しいのですが、体育倉庫のにおいには喜ばしいモノを覚えた。しかし、ソレも過去のコト… 体育倉庫のにおいが好き!だったのに…


ネギは魔力を包含しておると思う。大抵の和食であれば、刻みネギを振りかけていれば、ある程度の結果が保障される。白米に刻みネギだけでも十二分に問題克服力を持つ。しかし刻みネギで思い出すのは、母親の刻みネギは全然刻み切れておらぬってコト。コレは多分どこの家庭にあっても共通するのではないかしらん。オカン、年輪が増えるに反比例してネギの輪は喪失してゆく。繋がりネギはお得意のモノ、たまに切れ目すら確認できぬただ細長いだけのネギが見られる。包丁が切れないんだ。雑にもなる。新婚気分を完全に忘却。そのくせやたらとネギを多様したがるので困惑す。前夜のクリームシチューが余れば、翌朝に温め直して食卓に並べてみては、ソコにみそ汁を添えるってなアンビバレンスな組み合わせ。当然、繋がりネギ。こんなコンビはあり得ねぇ、ってみそ汁を拒めば、キレる。反抗期かという。加えるにカレーにもみそ汁を添える。ソレを眼前にして、親父は無表情でカレーをおかずにみそ汁を飲み干すのだから、日本とインドの友好関係を築き上げるのに必死だ。然るに斯様な関係構築は誰も欲しておらぬ。ネギとみそ汁の大連立が甚だしいのです。…あの分だと入院でも致せば、「点滴にネギ入りみそ汁を入れてくれ!」と言い兼ねない。斯かるコトで病院から呼び出されたりするのは、何人たりとも勘弁願うトコロであろうか。ただ、そのような点滴を打たれるヒトを見てみたい気はなきにしもあらず。


どーでもいーネタで引っ張り切った。今回はこの程度で、もうイイ。

« 高いし長い | もどる | 夜の徘徊者 »