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2007年06月23日 有名人になったK

昨日、珍しく母親から連絡があった。


ワタシ(以下「ワ」)「もしもし」
母「あー、もしもし、重大ニュースがあるけど!」


なんか分からんがテンション高めである。

ワ「何よ」
母「K君が逮捕された!地元の新聞にも顔写真入りで大きくK容疑者って出てるってお父さんが言ってたし、テレビのニュースでもやってたよ!」
ワ「!・・・ヘヘッ、またか」
母「そう またよ」
ワ「で、何やったの?」
母「それがね〜、小学生の女の子に声をかけて車に連れ込もうとしたんだって」
ワ「何だそれ 最悪じゃないか」
母「本当にねぇ〜どうしたんだろうねぇ」
ワ「・・・・」
母「前は下着泥棒で捕まったって言ってる」
ワ「ええ!下着泥棒だったのか」
母「そうらしいけど」
ワ「もうダメだなぁ 今度はちょっと長い間刑務所暮らしだろう」


と、まぁ、こんな会話をしたワケです。


ここで話題になっているKとは、私の実家の近所にいた私より一つ年上の男である。コイツは昔から悪い奴で、ヒトの財布から金は盗るわ、万引きの常習であるわ、ヒトの家に勝手に上がり込むわ、幼稚なイタズラを繰り返すわで、近所の父兄からの評判も散々だったヤツだ。その彼が、今回女児に欲情し、通報されてモノの見事にスピード逮捕されたという。女児に車のナンバーもしっかり覚えられていたとか。ハハーン、ざまあみろ。もう人生が完結したようなもんだ。しかも、二回目の逮捕である。以前にも逮捕されたことは聞いていたが、その時は何でお縄になったのかは知らなかった。それが今回の逮捕で、前回の分まで明るみになったのだろう。田舎だから噂はすぐに広まる。おそらくは、私の父が職場で事情を聞いてきたのだろう。まさか一回目は下着泥棒だったなんてねぇ。しかも二回目が女児にムラムラして、誘い込もうとしたなんて・・・もう、どうしようもないヤツだ。Kの場合、盗みの常習だったから、窃盗で逮捕というのならまだ納得できたのだが(ちなみにKは野球部員で、代走要員=補欠だった。私などは、アイツは盗みが上手いから最高の"盗"塁が出来るだろう、などと冷やかしたものだ)。まさか性犯罪絡みばっかりで逮捕されるとは。
彼の両親の顔が浮かんだ。今でも忘れていない。死ぬ程ショックだろうなー。被害に遭った女児の家にどんな風に謝罪に行ったのだろうか。


Kと最後に会ったのは、私が中学三年くらいの時だ。彼は高校も中退して、何をやっているのか分からない生活だったけれど、相変わらず幼稚なコトを言っていたのを覚えている。おそらくKは、ずっと精神的に成長できずに今に至ったのだろう。だから女児に興味を持ったのかもしれん。まだ自分は子供の意識のままであったから、自分と同年代の女性との間には壁を感じていたのではないだろうか。年齢と適合した意識を持っていなかったのだと思う。だから、女児に対する発情は、彼の中で当然のように湧いてきたのではないだろうか。もしくは、同年代の女性に相手にされなかったから、仕方なくロリコンに走ったとか。いずれにせよ、成人男性が女児に興味を持つというのは、明らかにオカシイ。それだけは間違いない。
可哀相に、とは思わん。同情なんてしない。もう呆れるだけだ。


試しにKの名前をGoogleで検索してみたら、さっそく新聞の記事になっていた(記事によると、Kは容疑を認めているという。暴行容疑で逮捕とのこと)。そして2ちゃんねるにもスレッドがたっていた。よかったじゃないか!K 有名人になって。もう未成年じゃないからちゃんと名前も出ているぞ。
それにしても知り合いが逮捕されるというのは、何かニヤついてしまいますね。今のトコロ、Kを含めると私の知り合い二人が逮捕されている。どちらも問題児だった。やはり知り合いの一人や二人くらい逮捕された方が面白くて良い。こんなコトを言うのはムチャムチャかねぇ。イヤハヤ、調子に乗ってスイマセン。

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