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2006年12月24日 今日はクリスマス"・イヴ"

有馬記念。あんなものを見せられたら、さすがに何かにつけて文句を言いたい私も、何も言うことができません。最後まで凄かったディープ。天晴。でも、それよりも、ポップロックを堅実に二着に持って来たペリエよ。やっぱり素晴らしい。
来年はダイワメジャーとドリームパスポート辺りが中心だろうなぁ。しかし春の天皇賞はデルタブルースが最有力かしらん。
それにしてもダイワメジャーは相当良い馬だなぁ。まだこれほど走るとは・・・ 一年前には誰か予想しただろうか。


で、それは良いとして、今日はクリスマス"・イヴ"なんですね。
私は、クリスマスというのが大嫌いなんですよ。なぜなら、キリスト教の教えをどうしても受け入れられないから。
そしてクリスマスといえば、クリスチャンの間では最大のお祭り。
私は、宗教関連のことははっきりさせたいと思っているフシがありましてー大した理由はありませんがー、ま、そういう思想がある故に、どうしてもクリスマスは受け付けられない。


そもそも日本は、天皇を中心とする神の国・・・ではなく、明確な仏教国なわけです。お葬式を例にとれば一目瞭然。お通夜があり、葬儀があり、住職が来てお念仏を唱えるわけです。そういう国の中にクリスマスというものが、恰も国民的行事として予定されているというのが、おかしいと思うこと実に14回。
しかも許せないのは、クリスマスがクリスマス"・イヴ"だけで終わってしまうような雰囲気のあること。なんでやねん。24日のクリスマス"・イヴ"よりも25日のクリスマスが本番でしょう。25日になればクリスマスツリーを片付けたりしている店や、クリスマスケーキをほとんど売っていないケーキ屋があるというのだから噴飯ものですわ。斯様な事態を前に、本物のクリスチャンはいかなる心境であるや。


もう一度言いますが、今日はクリスマス"・イヴ"なんですね。
本番は明日なんですよ。
今日を本番とするのは、アホみたいに何ヶ月も前からホテルを予約しているカップルだけで宜しい。この場合、何の本番なのかというくだらない詮索もできるかもしれませんが、そういう下司なことはあまり考えない方が良い。


今日、クリスマスを“満喫”した連中が、一週間もすれば神社に初詣。
また、お葬式になれば、お寺の住職さんの後ろで、真剣な顔で、お経に触れるわけですね。
なんじゃそれ。これこそ秩序の崩壊ではないか。


それでも、クリスマスソングに良い曲が多いことは複雑だ。
ジョン・レノンの「Happy Christmas (War is Over)」は無思想な反戦歌で、理念より感情が先走っているけど、やっぱり良い曲。
日本では、山下達郎の「クリスマス・イブ」が定番だけど、私は大滝詠一の「クリスマス音頭」が好き。
あとはXTCの「Thanks For Christmas」も素晴らしい曲。

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  •  今日の有馬記念、やっぱりの競馬でした。  でも何か物足りないものを感じます。 [続きはこちら]

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