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2006年06月26日 ゴール地点。またスタート、

3×3×3ゆらゆら帝国のメジャー初アルバム「3×3×3」。


このバンドの曲には、ストーリー性がある。
それが彼等の最大の武器であり、間違いのないオリジナリティを感じさせる由縁だろう。


彼等のアルバムは、まー、ほとんど外れがないから、聴いたことがなくても、良い。どこからでも入れる。


誤解を恐れず、簡単に言えば、基本的に、ゆらゆら帝国というバンドは、ノイジーさとサイケデリック、時にメランコリックで、シンプルな轟音ロックを響き渡らせるバンド。なのだが、このアルバムでは、どことなく哀愁漂う雰囲気の曲も幾つか収められており、比較的聴きやすいものになっている。
そして、その分、より彼等の表現しようとする世界観が明確なものとなっているように思われる。


音楽による、所謂「表現」ということを考えた場合、このアルバムからは、ある種行き着くところまで行き着いた感さえ覚える。1枚のアルバム中に、これほど多様な世界観を内包することに成功しているアルバムというのも珍しいのではないだろうか。

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