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2006年03月26日 大相撲春場所感想

朝青龍がモンゴル同士の決定戦制す


というわけで、私の優勝予想が偶然適中し朝青龍の優勝で幕を閉じた春場所ですが、いやあ 千秋楽はもつれたねえ。
ともすれば八百長とも思われそうな展開。
魁皇が勝ち越して角番脱出。現役続行が確定。
栃東も朝青龍に勝ち、来場所の綱取りに再び夢を繋ぐ。
そして優勝決定戦。横綱が貫禄を見せての優勝。
これはなんか完璧な展開でしたね、


それにしても、決定戦は凄い一番だったなあ。まさに頂上決戦という感じ。
朝青龍も白鵬も実力的には互角。立ち会いからの攻めでは白鵬が優位だったんだけど、その後の朝青龍が凄かった。あの状態から最後投げにもっていけるんだから、本当に最強だ。
これからは白鵬と朝青龍の二強時代が数年続くんでしょうねえ。


その白鵬。
「大関白鵬」、29日に正式決定
これで大関が5人ですか。今場所中に一人くらい(というか某氏と某氏のどちらかが)いなくなると思ってたのですが、そういうことはありませんでした。
っていうか魁皇はまだどうにかなるけど、千代大海は・・・・・あれで良いのかなぁ。
来場所からは、今まで以上に良い大関と悪い大関がはっきり別れて、すごく嫌な雰囲気になりそう。
ま、見ている側は時間が経って、大関が減っていくのを待つしかないのですが・・・


あとはその他のこと。
旭鷲山が敢闘賞。たまにこうやって活躍するから旭鷲山はあなどれない。まるで北勝力のようだ。相撲の内容は全然違うけれど。
技能賞は安馬と白鵬。同学年の二人が受賞。安馬と白鵬が同学年と言われてもピンときませんが。
白鵬は殊勲賞も獲ってますし、もう完璧な内容での大関昇進となりました。


その他の平幕力士では、まず若の里の活躍が目立ちました。が、彼はもともと関脇クラスの人ですから、別に驚くことでもありません。
人気の北桜と高見盛はともに負け越し。高見盛は随分勝ち越しから遠ざかってたと思いますが、残念ながら今場所も負け越し。
一方若手の嘉風が幕内で初の勝ち越しを決めたり、ベテランの玉春日も勝ち越しを決めたりと、個人的に興味深い人たちの活躍もありました。
幕内でも屈指の地味力士、玉春日、春日錦、十文字のうち勝ち越せたのは玉春日だけですからねえ。
まー、玉春日は昔金星キラーで関脇までいった実力者ですから、まだまだ期待して良いんじゃないでしょうか。


あと十両では、やっぱり把瑠都の全勝優勝。彼はスゴい。あんな体格反則。今一番楽しみな関取でしょうね。
個人的に注目している猛虎浪も勝ち越しを決めましたし、土佐ノ海も勝ち越しを決めて来場所再び幕内に戻って来れそう。
ただ、闘牙が幕下に陥落決定的で悲しい。今場所はもう相撲内容が最悪でしたから・・・・


・・ということで、本当に感想だけを書き殴ってきました。
最後に来場所の注目点を挙げるなら、やはり"大関"白鵬と朝青龍。そこに怪我が治った琴欧州も加われば優勝争いが更に面白くなるんじゃないかな。栃東は・・・あまり期待できそうもないなぁ、
十両ではまず把瑠都。そして弓取りでお馴染みで、来場所からは十両で相撲を取るであろう皇牙。彼がまだ弓取りを続けるのか否か。
以上のような点に注目。


何かまだまだ書きたいこととか、もっと詳しく書いてみたいこともあるけど、もうこの辺にしよう。
それでは、来場所も好取り組みを期待して、春場所の感想終わり。

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