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これは素晴らしい弔辞だ。こんな言葉に送られる赤塚不二夫センセイは最高に幸福なヒトだ。
以下個人的な回想。
私が赤塚不二夫作品に接したのは、全てテレビアニメを通じてでした。それは幼稚園の時分に遡ります。その当時、夕方に再放送されていた「おそ松くん」を見ながら、兄弟の誰が誰だか見分けられぬまま、ニヤニヤ笑っていた記憶があります。同時期にはまた「ひみつのアッコちゃん」と「もーれつア太郎」を見ていた思い出も僅かばかり残っているのです。その後、小学校低学年の頃には「平成天才バカボン」の再放送が始まりました。その初回は忘れもしない<衝撃>でした。テレビアニメであそこまで笑ったコトはありません。そこで見たバカボンのパパが巻き起こすあまりの破天荒さに取り憑かれ、その後私はずっと「天才バカボン」を見続けたモノです。あまりに私が「天才バカボン」を好んで見るモノですから、ある日母親は「天才バカボン」の絵本を購入してきてくれまして、やはり私はソレを見て欣喜雀躍したのでした。而して実はその時に初めて「赤塚不二夫」という名を知ったのです。それもそのはず、小学低学年の頃にテレビアニメを見ながら、この作品は誰が原作を描いたか、などとは容易に思うはずもなく、その時も偶然赤塚センセイの名を知ったのですから。しかしそれ以降、「おそ松くん」、「もーれつア太郎」、「ひみつのアッコちゃん」といった、かつて好んで見ていたアニメの全てが赤塚作品であるコトを知って非常に驚愕したのが、小学高学年から中学生の頃だったでしょうか。やはり「天才バカボン」、「もーれつア太郎」といった純度の高いギャグ漫画を残した一方で、「ひみつのアッコちゃん」のような作品を描いているコトには驚嘆したモノです。
赤塚マンガは、「天才バカボン」や「もーれつア太郎」といった作品に見られる過激でハチャメチャな暴走ギャグがある一方で、情けない人物・世間からはあまり好まれないタイプの人物の内面、それも労りある部分、即ち人情味や思いやりといった領域をグッと持ち上げて、切なく悲哀に満ちた部分からの笑いを抽出するコトがあると思います。極端に走る一方で、それを抑制するが如く登場人物の質感、体温の描写を決して欠かさない一面に、単なる表面的で軽薄なノリだけのギャグ漫画とは一線を画した、温かみを持ち続ける、読み手との関係において非常に密接な位置関係にある笑いを含むのです。そうして、多少偏ろうとも「これでいいのだ!」と言ってのけることで、読み手との間に常に一定の安心できる状態を維持することができてしまうのです! 突き放すようで、実はガッシリと読者を掴む一言、それこそが「これでいいのだ!」──これからも、いつまでも、赤塚マンガは大切にされていくことでしょう。
合掌。
「岡山市で記者会見した坂口正行社長は『万策尽きて会社解散に至ったのは残念だ』と話した。同席した石井正弘知事は『応援していただいた皆さんの思いを考えると断腸の思いだ』と述べた。」
チボリ公園・・・四国にいた頃に一度だけ行ったコトがある。
開園して一年ばかり経過した時分であったはず。当時から店は利用し辛く、施設もイマイチだったような気がするなぁ。社長は「万策尽きて」と言ってますけど、私の知る限りどう考えても最初から「策」は無かった。必然、か?
「役者を含め、現場が『ものすごく悪くなった』ことや、視聴率重視主義が全体を悪くしたこととテレビ局の責任を述べたという。
倉本氏のこれらの発言を受け、個人のブログでは、テレビについて議論をする声が多くなっている。
『その通り!』『役者も顔やスタイル重視、大根役者ばかりで見ていて悲しくなるね〜(泣)』と賛同する声はあるものの、『自分が視聴率重視のドラマをさんざん作っておいて、今さらこの発言はないだろう』というような、倉本氏に対しても厳しい声がある。」
年配者はいつの時代も若い者に対して危惧を抱くが、ソコから若い衆は新たなモノを生み出してきたのです。で、「視聴率重視」ってのはいけないな。「低俗番組」なるモノが存在するのも「視聴率重視」の結果です。当然「視聴率軽視」でも低俗なモノは生まれてきますが。制作者は視聴者の声に気を取られてはいけない。超然とした態度で思い切ったコトをしなければ! 些細なコトで苦情を入れるような輩は相手にしてはいけない。“限度”なるモノの幅がどんどん狂っていっているように思います。
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