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2009年1月11日 (日)

遣切り、限界集落…そこに「共産党」―ルポにっぽん

まったく恐ろしい。朝日新聞らしい特集です。
ただ、昨今の『蟹工船』の再ブームにおいても共産党への支持者が増加傾向にあるとか、この長期不況の真っ只中において共産党への熱い視線が注がれているとかいうのは、ソレはソレで安直なモノたちによる安直な救済策の希求がとても増大している事実であるとして受け止めなければいけないかもしれません。
共産党などという政党はなーーーんにも幸福をもたらしてはくれない、というのは歴史の上に燦然と煌めく事実であるコトをいま一度認識しておかなくてはいけない。血を流す、殺戮の、嘘と詭弁の、画一化の、野蛮化の、隷属化する、ソレが共産党の窮極地点であるように思われてならないのですが。
そもそもこの記事で扱われているヒトの入党のきっかけともいうのが、「選挙には一度も行ったことがない。ただ、派遣労働を原則自由化する99年の法改正に唯一反対したと聞き、『入れて下さい』と即答した。」ってのだから実に浅ましい! 今日生じている「派遣切り」の問題は、派遣労働を自由化したという点よりも、既存の正社員に対する無駄に硬直化された保護にあるのかもしれませんし、人材を流動化できないという点や意味不明の規制天国(⇔地獄)にあるのかもしれないし、無茶苦茶に乱立される「法の支配」を無茶苦茶に穢す法律の無茶苦茶な制定にあるのかもしれないのに。ソレにこの問題は突発的な出来事ではなくて、長期に及ぶ不況のなかの一環として考えたりする視点だって必要かもしれないのに。──共産党は何にだって反対するんです。反対したから良いってモンじゃない。仮に共産党の時代になってしまえば、今度は一転して翻りソレを支持してきた人々の個人的自由に反対するようになるでしょう。
朝日新聞、共産党。人々を欺く極悪人は地獄へ堕ちるのです。